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<<これまでのお話
この日から何故か、毎日高田とランチに行くことになった。
もともと、男の人とランチに行くことっていうことも
別に気にしないし、この業界(エンジニア)は
男性が圧倒的に多いので、自然とそうなる。
高田が一緒に行きたいというのであれば、別に断る理由もない。
バカでもやなヤツでも受け入れるのが、私流。
さてさて、本日のランチを終え、一息ついていたときである。
高田(以下 T)「実は、あっちさんにお願いがあるんですが」
あっち(以下 A)「あぃお」
T:「今日、仕事終のあと、買い物つきあってもらえませんか?」
A:「何買うの?」
T:「実は・・・服をみたててもらいたいんですよ。」
A:「へぇ。そりゃまた何で?」
T:「週末、女の子と会うんです」
A:「へぇ!すごいじゃん!おめでとう!」
T:「でも、僕、服とかこういうのばっかりなので、まずいですよね?」
A:「あー。マズイね。」
T:「Σ(;´Д`)そんなにハッキリ言わなくても!」
A:「で?かっこよく見えるように服をそろえるのね?OKOK」
T:「うふふ。妹がくるんです。」
A:「妹なんていたんだ!へぇ!妹のためにワザワザ買うなんて、
粋な兄ちゃんだね」
T:「だって、ほら、ひょっとすると・・・夜をともにするわけですから」
A:「(◎_◎) へ??」
T:「相手は広島からくるんです」
A:「え???」
T:「可愛い妹なんです。チャットで知り合ったんです。」
この時点で「ハイ!ダウトォォォォ」なわけですが。
A:「そ、それは、あれかぃ?キミの写真とかも送ったのかぃ?本体の」
T:「・・・本体のって・・・失礼な。送りましたよ。」
A:「本物をおくったの?」
T:「??どういう意味ですか?誰のを送るのですか!」
A:「事件性はないの?大丈夫?」
T:「どういう意味ですか?!あ、焼きもちですか?」
A:「あれ?メガネくもってるよ?」
〜終業〜
とりあえず、その可愛い妹さんが来るのなら、せめて、
カッチョイイ男になっておこうという意気込みに応えようではないか。
・・・と街へ繰り出す。
A:「渋谷の丸井とかでいいかな?」
T:「はぁ?いやですよ」
A:「え??そうなの?じゃぁ、どこがいいの?」
T:「青山」
A:「青山かぁ。んじゃぁ、地下鉄でいきますか」
T:「駅前にあるじゃないっすか」
A:「へ??」
T:「洋服の青山」
もう、バカもいい加減にしろ。
手前で買ってきやがれ。
お母さんじゃないんだから、
そんなのにつきあっとられん。
A:「あ、用事思いだした」
T:「そういう冗談は、笑えません」
A:「あ、犬に餌やらないといけなかった」
T:「飼ってないでしょ」
A:「昨日から飼い始めたんだもん」
T:「怒りますよ」
逃げ切れない。
とりあえず、うなだれながら、
サロン青山ブティックへ。(いやみ)
彼はネルシャツを数点選んで、
「これ!これどうっすか?!」
とはしゃいでいる。
A:「ああ。ヲタっぽくてメガネに生えるんじゃない?」
T:「だめってことじゃないっすか!」
A:「ああ、そんな言い方もあったかな」
やる気のない会話が続く。
T:「僕は、このシャツをジーンズの中にいれると
カッコイイと思うんですよ。あれやりたい」
A:「(;゚Д゚)パ、パンツイン!!」
もう、出る幕なし。
PPFMだとかゴルチェだとかラングなんか引っ込んでろ。
何を真剣に考えていたんだ、あっちさんよ!
そんなわけで、カラシ色のシャツを数点購入。
〜週末明け〜
もの凄い形相で会社へ出社する高田。
A:「おっす!おっ!変態プレイは楽しめた?」
T:「・・・・何の話ですか・・・・」
A:「またまた〜犯罪スレスレで手にいれた妹が
泊まりにきたんでしょ?」
T:「・・人聞きの悪い・・きませんでしたよ」
A:「あら?」
T:「・・・裏切られました。・・・ドタキャンされました」
A:「あれ?今日もメガネくもってるよ?」
そして、この先、矛先がだんだん、
おかしな方向へジリジリと移動してゆくのである。
>>続く 不思議少年 高田くん vol.2 職場編
お笑い部門に再挑戦中!
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