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お昼寝の時間に買い物に行かねばならなくなり、
強引に買い物へ行ってしまった。
帰宅する頃にはお昼ご飯の時間まで遅くなり、
眠い目をこするヘモジーに、これまた強引に
お昼ごはんを食べさせる。
ヘモジーは、ぐずりまくりで、すごぶる機嫌が悪く
私が作った「冷やし中華風そうめん」に
八つ当たりをしはじめた。
ピーマンをつかんで、床にぶん投げる。
にんじんをつかんで、床にぶん投げる。
しばし、睨んでそのさまを見つめていたが、
明らかにこちらにケンカを売るつもりで、
彼はぶん投げ続けている。
両手でヘモジーの顔をはさみ
(これをやらないと目をそらそうとする)、
目と目を合わせながら、雷が落ちる。
「食べ物を投げるのをやめて」
「食べたくないのなら、食べなくていい。
だけど、食べ物を投げるのはだめだ」
すると、ヘモジーが完全にキレて、
お皿ごと、床にぶん投げてしまった。
作った料理もろとも、全て床に散らばった。
これには、私も頭にきた。
無言で散らばった料理を拾い、
お皿を拾い、
キッチンへ行き、
しばらく頭を冷やそうと思い、
水をだしたまま、ぼんやりしていた。
ヘモジーはママが戻ってこないので
椅子の上にたちあがって、
心配そうにキッチンをのぞきこんでいる。
気分が落ち着いたので
リビングへ戻り、
自分の分をヘモジーの前に置く。
ヘモジーは、しょんぼりしながら、
私が差し出したお昼ご飯を、
素直に食べはじめた。
その様子をぼんやりと眺める。
ヘモジーは、しきりに私に
おかずを差し出す。
だが、私は食べる気分になれず、
「ヘモジーが食べなさい」
とかたくなに拒否。
ヘモジーは、またしょんぼりしながら、
もくもくと食べ、
いつもなら残すようなおかずも
全て食べてくれた。
食事を片づけ、ひとだんらくし、
ぼんやりとしているうちに、
また考えごとを始めてしまった。
「(叱り方がよくなかったかなぁ・・・)」
「(食事の時間をずらすべきだったかなぁ・・・)」
「(やっぱり、少し怒りすぎたかなぁ・・・)」
「(差し出してくれてるのを断るのは、まずかったかなぁ・・・)」
と顔をふせたまま、もんもんとする。
「とんとん。」
もんもん
「とんとん。」
もんもん・・・ん?
ふと、我に返ったときには30分もたってしまっていた。
そして、顔をあげて、驚愕。
ソファによりかかって、体育座りしていた私の周りを
ぐるっと囲むように、大量のおもちゃがずらっと
並べられていた。
落ち込んでいる私に、ヘモジーが
自分のお気に入りのおもちゃを隣りの部屋から
一つ一つ運んで、持ってきてくれていたのだ。
おもちゃを運んできては、
「とんとん。」
と肩をたたいて、よびかける。
反応がないので、また別のおもちゃを取りに行く。
「とんとん。」
これを繰り返していたのだ。
急に涙があふれてしまい、
思わず泣いてしまった。
ヘモジーを抱き寄せ、
ぎゅっと抱っこして、
「さっきは、怒ってごめん。
でもね、食べ物を投げてほしくないよ。
とても悲しい気持ちになるよ。
もう、食べ物を投げないでね。
ヘモジーと一緒に楽しく食事したいよ。
いつも大好きだと思ってるよ。」
私の言葉に、ヘモジーは
「うん。うん。」
と首をふりながら、返事をし、
彼の一番大好きなバーバパパのマスコットを
私の手の中にぎゅっと押し込んできた。

「じゃあ、仲直り」
と、いつもの2人に戻り、
おもちゃで一緒に楽しく遊ぶ。
翌日、朝食を作り、
ヘモジーにスタイを装着し、
「はい、いただきます!」
と声をかけると、ヘモジーが
にやっと笑い、そして・・・
パンをぶん投げた。
「パンは、嫌い」
表でろ!(゚ロ゚)モルァ!! ケンカをする2人
お笑い部門に再挑戦中!
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