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間違ったネットデビュー(こちらの日記を参照)を果たしたわけですが、
チャット・ルームでのお話を一つ。
まず、チャットというものをご存知ない方に説明をすると
チャットというのは、ネット越しに会話をすることです。
文字だけの会話をするわけですが、その会話の中から
相手がどんな人なのか、情報を拾っていくわけです。
そして、相手がどんな人かわかってくれば、
当然、色んなドラマが生まれるわけです。
あるチャット・ルームには、みるく♪ちゃんという
アイドル的な存在の女性がおりました。
みるく♪ちゃんは、短大の女子大生(21才)。
色白で美肌の持ち主。
彼氏はいるけど、
他に素敵な男性がいたら遊びたい。
そんなアグレッシブな女の子をチャットに参加している
男性たちがほっとくわけがありません。
皆、こぞって熱烈にアピールし、口説き、もちあげ、
どうにかみるく♪ちゃんとデートしたい。
チャンスがあれば、
なんやかんやしたい(自粛)。
そんな熱気がムンムン漂う会話が流れるわけです。
そんな男性たちのちやほやっぷりに、みるく♪ちゃんもまんざらじゃなく、
日に日に、その有頂天っぷりがうかがえるほどで、
「(すごいなぁ、みるく♪ちゃん!
やっぱり、世界は可愛い子ちゃんで動くんだ!)」
と私も、非常に関心をもって、見守っておりました。
もう、みるく♪ちゃんがログインするだけで、
待ってました!俺の出番だ!
と言わんばかりに男性軍がログイン。
「みるく♪ちゃん〜」とみるくコールが飛び交い、もはや
アイドルとチャットしているような盛況っぷり。
ワタクシは、その頃にはもうニックネームすら、
「イソジン」とかわけのわからんものになっていて、
一体お前は男なのか女なのか?
といった論外な存在となっておりました。
しかし、何故だかみるく♪ちゃんは、この「イソジン(わたし)」に
非常に強い興味をしめしていて、完全にイソジンを男だと思いこみ、
チャットルームの男性たちと違って、自分に対してあまりアピールがない
イソジンのハートを射とめたい。
そんな意気込みすら、いだきはじめているようでした。
ある日、みるく♪ちゃんがいつものようにログインしてきて、
イソジン(私)に話しかけてきました。
みるく♪「ねぇねぇ、イソジン。私の写真みたい?」
イソジン「?どっちでもいいけど?」
すると、その場にいた野郎全員から
「みたい!!!!」コールの嵐。
気分をよくしたみるく♪ちゃんは、
みるく♪「そんなに皆みたいの?・・・じゃあ、みせちゃおっかな!」
と自分の写真を公開。

※画像はイメージです。
???
写真、まちがってない??
現場は、うろたえる輩のログで
大混乱。
私はとりあえず率直に
イソジン「どっち?」
と尋ねてみると、
みるく♪「何いってるの〜!右にきまってるじゃん!
ちょっとぽっちゃり系だけど、短大生で〜す♪」
「・・・」

パソコンがフリーズしたかと思うほど、チャットルームから
レスが消え、しばらく画面動かず。
静まり返ったルームで、ひとり、
みるく♪「彼氏がいるけど、浮気希望なので、皆よろしくね!」
と場の空気が嫁(読め)ないみるく♪たん。
(こりゃぁ、いかん。何だかいかんぞ!)
となんでか焦るイソジン(あっち)。
こんな露骨な仕打ちじゃ、女として深く傷ついているのでは!?
激しい同情の念にかられ、あわてて
イソジン「かわいいなぁ!みるくちゃん!
さすが、短大生だわぃ!」
と意味不明なレスを入力。
すると、モニター前で卒倒していた野郎達が正気を取り戻し、
「イソジンに譲る」
「イソジンとお幸せに」
「イソジンgoodluck」
とイソジンにみるく♪たんをギュウギュウおしつける始末。
ぬぅ・・・裏切り者め!(おぃ)
みるく♪「えーっ。イソジンだけぇ?」
とか抜かしている懲りないみるく♪たんに

とか思いつつ、
その日のチャットは終了。
次の日になると、みるく♪ちゃんは、名前が
「ど根性ガエル♪」
という名に変更されており、ログインすると
「ゲロゲーロ♪」
という挨拶をかわす女に変化しており、
短大生だの色白だのちやほやされた面影は微塵もなく、
ひたすらチャットルームに、彼女のカエルの鳴き声が響いており、
そのことについて、誰からも突っ込みを入れられることなく、
1ヶ月ほど「カエル」としてチャットルームを彷徨っていました。
このように、しくじるとカエルに姿を変えられてしまうという、
まるでグリム童話の世界さながらのネットの世界を
痛感した出来事でありました。
ゲロゲーロ♪ ネット・アイドル #みるく♪
お笑い部門に再挑戦中!
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